【目的】
広く地域住民に対して芸術活動及び芸術振興に関する事業を行い、個々人の自立支援と文化水準の向上に寄与することを目的とする。
【事業】
広く地域住民を対象とした芸術振興交流事業及び技術活動事業。
【趣旨】
戦後我が国は経済を中心として、目を見張る程の復興発展を為し、世界第2位の物質的豊かさを享受してきました。
しかしながら、物質的豊かさの裏側で、精神的豊かさを疎かにしてきたとも言われます。
青少年による凶悪犯罪の増加、中高年者の自殺の増加、家庭の崩壊など、人々は新しい悩みを持ちつつあることが見受けられます。
また一方で、社会的には少子高齢化、環境配慮化など、人間心理を理解した社会環境づくりが問われています。
我々は、広く一般市民を対象に、心理カウンセリングの普及およびカウンセリング技術を使った心のケア事業を行っていくことにより、精神的豊かさを享受できる21世紀の福祉社会に貢献し、地域の保健・福祉の増進に寄与することを目的に、「総合福祉カウンセリングセンター」を設立しました。
【経緯】
平成14年4月より「大阪カウンセリングセンター協会」として、阪神間において心理カウンセラーの養成講座の開催および高齢者施設および児童施設におけるカウンセリング手法を使った話し相手などのボランティアを行ってきました。
カウンセリングを学んでから、高齢者デイサービスのスタッフとして働くようになった者、小学校において児童向けのスクールカウンセラーになった者、セラピストになった者など、地域社会において心理カウンセリングの手法を持つ者に対する要請はたいへん増加しています。
平成14年8月より、神戸・明石・姫路・宝塚においても活動を開始しており、より一層、地域や市民の要請に応えると同時に、多くの人が組織的に関われるよう、「総合福祉カウンセリングセンター」への名称変更とともに特定非営利活動法人(NPO法人)化をいたしました。
NPO法人 総合福祉カウンセリングセンター
理事長 亀井博之